ジオ・サーチは、社会に貢献する将来の人材を育成することを目的に、2015年9月から3年間、慶應義塾大学理工学部への寄付講座「貢献工学」を開講します。
慶應義塾大学は、2014年に理工学部創立75周年を記念した事業として、世界トップレベルの教育研究拠点の形成を目指し、世界に通じる人材の育成、グローバルリーダーとしての研究者の養成、21世紀の産業界を牽引する人材の輩出を目的とした取り組みが進めています。
ジオ・サーチは創立75年記念事業の趣旨に賛同し、寄付を行いました。その寄附に対し、同学部が寄付者銘板のお披露目と、寄付者の名前を冠した冠(かんむり)ルーム=研究室の公開を行いました
弊社社長・冨田洋は、2001年に母校の慶応義塾大学理工学部より「人道上の目的による地雷除去活動」に対して「第一回矢上賞」を受賞しており、その受賞は、今日のジオ・サーチの発展のきっかけとなりました。
それから15年、いつ起こるかわからない大災害による最悪の事態に備えるため、国土強靭化への取り組みを、国や自治体、企業が始めています。従来の慣例に囚われない新しい発想と取り組みが今まさに問われており、これらを担う新しい時代の人材も必要とされています。
かつて実施した地雷除去事業や2011年の東日本大震災への対応をとおして「貢献する気持ちは人間の本能だ」という確信をもった冨田の想いは、75周年記念事業の理念と一致するものです。
その確信を形にすべく、慶應義塾大学管理工学の最先端の研究と合わせ、各界の第一線で活躍されている方々の講話をとおして、新しい学問として体系化するとともに、講座終了後は「貢献学のすすめ(仮称)」を出版する予定です。
本年度の秋学期では、以下の講師による講義を予定しています。
将来の人材づくりにおいても、ジオ・サーチは新しい貢献に挑戦してまいります。