2018 年 2 月 6 日花蓮地震発生後、日本のジオ・サーチ株式会社は地中レーダと人員を現地に派遣し、 市道に潜在する空洞可能性箇所の状況を明らかとしました。
空洞調査の結果を受け 2019 年 1 月 22 日 に花蓮市長の魏嘉賢は同市建設課長の徐國城と共に中山路一段の現場を視察しました。
魏市長は開削結果から、地震により破損した下水・上水管等が、他の空洞の発生原因となっている事を指 摘しています。
このため、ほかの箇所についても速やかに補修を進める必要があると述べました。
今後も ジオ・サーチから提供されたデータを用いて開削補修を進めると述べたほか、施工時の道路迂回などへの 協力を要請しています。
ジオ・サーチ株式会社は去年9月、雑賀正嗣本部長率いる調査隊が花蓮市と協議した25路線でレーダ探 査を行い、同社のクラウドデータベースでデータ共有のうえ詳細な分析を実施。
同社は世界初の空洞探査 車(CTスキャナ)を用いて、時速80キロメートルで地中や構造物内部の調査を行うことができます。
花蓮市魏市長(写真左)空洞視察状況
開削した空洞内部の様子
市長開削箇所視察状況
地震によって破損した下水管の様子