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2019年3月15日

ジャパン・レジリエンス・アワード(企業・産業部門)金賞受賞



2019 年 3 月 15 日一般社団法人レジリエンスジャパン推進協議会(本部:東京都、会長:江頭敏明 三井住友海上火災保険株式会社常任顧問)は、「ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)」の 第 5 回表彰式を東京・鉄鋼会館にて開催しました。(https://www.resilience-jp.biz/) 当日は、特別審査員の二階俊博国土強靭化提唱者や、古屋圭司初代国土強靭化担当大臣も出席し、 ご挨拶されました。弊社の韓国や台湾での取り組みと減災成果が、評価され金賞を受賞しました。

弊社代表の受賞スピーチを紹介させていただきます。

本日は栄誉ある金賞を頂き、心より感謝していますとともに実は「ホッと」しております。

その理由は、4年前の2015年3月15日東日本大震災被災地の仙台市民公館にて第一回レジリエンス・ アワードが開催され、私どもの「スケルカ」が初代国土強靭化大臣古屋圭司特別顧問賞をいただきました。

それ以降、 栄誉ある受賞の恩返しもかねて、人の命と暮らしを守るための減災事業にさらに精進しなければと思ってきました。

特に、なれない海外での陥没予防調査は国内とは比べものにならない環境の過酷さやプレシャーがありますが、 反面、思わぬ気付きや技術の進化も出来ました。

ソウル市では、2017年までの4年間で2500箇所の空洞を 発見し、市内の陥没件数が7割減少できソウル市長から感謝状も授与しました。

また、東日本大震災時に多くの支援を受けた台湾では、2016年、2018年に地震が発生し、高雄市、台南市、 花蓮市が被災しました。

そこで、2018年これまでの日本への支援に対する台湾への恩返しの想いから陥没予防の 試験調査を実施し、現地では大歓迎を受け、空洞も多数発見し、陥没予防に寄与できました。

東日本大震災から 8 年目の追悼式典では、安倍総理が「災害時に世界各国から多くの支援をいただいています。

震災の教訓とわが国の防災・減災の知見と技術で国際貢献することが日本の責務である」と話されました。

今後も大変厳しい挑戦ですが、国内外で地中の危険箇所を一つでも多く発見し、「命と暮らしを守る減災事業」を推進 していきます。

皆様のより一層のご協力・ご支援を賜りたくよろしくお願いします。