2022年10月28日
NHKワールド 「BOSAI#21 Road Cave-ins」放映
- 陥没予防調査
- メディア掲載
高解像度センサー搭載車、
「スケルカー®️」で
陥没による事故を未然に防ぐ
CHECK!
国内で年間約9,000件も発生している、道路に穴があく陥没事故。この陥没事故を未然に防ぐために、ジオ・サーチではマイクロ波を活用した調査を実施しています。1989年の創業以来、研究と実証を重ね、現在では世界一素早く、正確に、道路状況を診断できるようになりました。独自の技術が評価され、国内では様々な企業と手を組むとともに、現在では海外でも事業を展開しています。
CHECK!
なぜ、陥没事故が起こるのか。そのひとつに地中に埋められた配管の劣化があります。配管が劣化すると、穴が開いたり隙間ができたりして、周囲の土砂が吸い込まれてしまいます。その結果、地中の一部に空洞が少しずつ広がり、地盤が支えきれなくなって陥没事故が起こってしまうのです。インフラの劣化が叫ばれている今、事故が起こる可能性が年々高まっています。
点ではなく、奥行きある面で計測。
最高時速100kmで路面下のデータ取得が可能
高解像度センサーを搭載した開発探査車「スケルカー」にて、地下の様子を面で計測。精度の高いデータを取得するのみならず、従来手法と比べ、調査・報告までの期間を劇的に短縮(約1/10)し、大幅なコストダウン(約1/2)も実現しています。
STEP01
該当箇所を「マイクロ波地中レーダー法」を使い、調査
STEP02
STEP1で取得したデータを解析し、地下の状況を可視化
STEP03
画像診断により、問題点を高い精度で発見
POINT.01
マイクロ波を照射して、反射を利用する当社独自のセンサーは、地下の空洞や各種埋設物の検知が可能。また、豊富な情報と高いデータ解析技術を掛け合わせ、地下の状況を正確かつスピーディに判別します。
POINT.02
従来の探査手法では探査車を用いた一次調査の後に、交通規制を伴うハンディ型探査機を用いた詳細調査が必要でした。しかしスケルカーの開発により、交通規制と詳細調査は不要に。法定最高速度でスピーディな調査が可能です。
POINT.03
スケルカーの保有台数は、世界最多の34台(2022年6月現在)。行き届いたオペレーション体制で、全国各地の事務所から、12時間以内に現場に駆けつけます。いつ、どこで起きるかわからない自然災害にも素早く対応する機動力を兼ね備えています。
POINT.04
取得した多くの情報を元に、空洞の可能性がある信号をピックアップし解析することで、どの箇所に、どの程度の問題があるかを把握することができます。そのため、最適な対策を立てることが可能。地面を掘り返した後の計画の修正を、最小限に防ぐことができます。
最高時速80kmで、探査深度1.5mの調査が可能なスタンダードモデル。日本全国に配備していますので、お困りごとがあればすぐ駆けつけます。
これまでのスケルカーより深い、探査深度3.0mまで調査することができるモデル。より広範囲なリスクを察知することができます。
生活道路など、道が狭く大型車が通りにくい道路で大活躍。小さな車体でも高い精度で空洞を発見します。
持ち運びができ、簡単に操作が可能なスケルカート。作業員が1人いれば動かすことができ、場所を問わず使用できます。
米国仕様車として開発した GENSAI VEHICLE。世界に減災=GENSAIを広め、グローバルワードにしたいという思いからこの名前になりました。
台湾で活躍するスケルカー。台湾の交通事情に合わせて、台湾専用車として活躍しています。